FIREを目指すなら『最強の早期リタイア術』を読んでみましょう!

投資方法について

こんにちは、皆さん。ヒデです!今回は、クリスティー・シェンとブライアス・リャンが共同で執筆した『最強の早期リタイア術』の要約を書いてみました。

人生を豊かに過ごすために早期リタイアを目指す人々に向けたものであり、お金を得るための本ではなく、良質な時間と経験を得るための戦術本です。

私は40代男性で妻と子供一人の家庭で、投資信託とFXで資産形成をしながらFIRE(FIRA60)を目指しています。FIRE=独身というイメージがありますが、家庭を持つ方々でもFIRE(FIRA60)をできることを私自身の経験をもとに、たくさんの情報を『あなた』にお伝えします。私自身のプロフィールは下記のブログを参照してくださいね。

費用対効果の高い職業に就く

著者はカナダへの移住後、大学への進学を行いますが、家庭の金銭的事情から費用が安く、その後のキャリアで高収入が見込まれる仕事に就くことを目的に大学の学部を選考しています。

この考え方は私にはなく、かなり衝撃的でした。自分が興味のあること、やりがいを感じることをキャリアを選ぶました。

が、著者はそのような声に耳を傾けるべきではないと書いてます。やりたいことは必ずしも経済的成功を約束せず、経済的成功がなければ心休まる生活もその仕事に対するパフォーマンスも得られないといいます。

貯蓄率を高める

いくら年収の高い職業に就いてもその分支出が高ければお金持ちになるのは難しいです。
逆に年収が低くても支出を抑えることができればお金持ちになれる可能性はあります。

貯蓄率つまり収入に対し、どれくらい支出を抑え、蓄財にまわすことが出来るかが重要となってきます。

貯蓄率を高めるためには支出を抑えることが重要となってきます。

  • ものより経験にお金を使う
    • ものを買うと付随して発生する費用(保険、メンテナンスなど)が発生する
    • ものを所有することによる満足感・幸福感はだんだんと薄れていく。これは脳の構造の問題である。
  • 住宅購入よりも賃貸推奨
    • 住宅購入しても税金、ローン金利、メンテナンス、売買費用などかかる経費は莫大
    • 米国の場合住宅価格は上昇するが、諸経費でほとんど利益分は相殺される
    • 家賃分が浮くので、絶対ダメではない。諸経費込みでどちらが得か慎重に検討。
  • 無駄な保険を解約する
    • 住宅保険(日本では火災保険?)、自動車保険、生命保険の無駄を削ぎ落とす
    • 自動車、住宅は保有しない。必要な場合は最低限
    • 生命保険はFIREすれば不要。それまでは期間限定の保険に(日本では掛け捨て?)
  • 旅行に行く
    • 個人的にびっくりした概念。詳細は下記に
    • 物価の安い国でエアビーアンドビーなどで暮らすように旅行する
    • マイルをためて安く移動する
  • 教育費を抑える
    • 米政府の試算はかなり懐疑的(これは日本でも言えるかも)
    • 食料費や住居費は抑えることが出来る。
    • 保育費はリタイアすれば必要ない。

投資を行う

銀行から勧められる投資信託を買ってはいけません。
手数料が高く、インデックスファンドよりリターンが低い可能性が高いです。インデックスファンドとは代表的な株価指数と(S&P500など)連動するように設計された投資ファンドです。

手数料が安く、多くの場合ファンドマネジャーが銘柄を選んで売り買いするアクティブファンドより成績がよいという、いいことづくしです。

著者によるとインデックスファンドを打ち負かすアクティブファンドの数は全体の15%程度とのこと。
また、そのアクティブファンドを見抜くのはかなり難しいです。
再現可能という観点で見ればインデックスファンドが最適解ということになります。

アセット・アロケーション

インデックスファンド100%ではなく、ポートフォリオを自分で組み立ることを著者は推奨しています。ポートフォリオとは株や債権など様々な運用商品をどの割合で組み立てるかの構成のことを指します。

比較的値の変動がすくないといわれている債権は年齢程度の%を組み入れるのがいいとされてますが、自分の性格に合わせましょう。著者は20代のとき、債権を4割にして組んでいたみたいです。

金利について

金利は味方にも敵にもなります。金利の効果はあのアインシュタインも認めるすばらしい発見の一つ。お金が自らその資産を増やし、さらにその増えた資産で効率的に増殖するので雪だるま式に増えていきます。

72というお金が増える法則があり、
金利を72で割った数がその資産(もしくは負債)が倍になるまでの期間です。
例えば金利6%の運用であれば、72/6=12、12年で資産(もしくは負債)が倍になります。

借金は優先して返却する必要がありますが、何が何でも借金は早く返す必要があるわけではありません。低い金利の借金は無理に早く返すのではなく、その分を投資にまわし、総合のリターンをプラスにする戦略も必要です。

著書は欧米の金利を対象に見ており、以下の借金に分類しています。上から順に金利の高い借金です。

  1. 消費者ローン
  2. 学生ローン
  3. 住宅ローン

一番低い住宅ローンでも、数パーセントくらいであり、日本の状況とは大きく違います(日本の多くの住宅ローンは1%以下)。

具体的には住宅ローンや学生ローンは無理に早く返す必要はなく後述する米国株のインデックス投資にまわすほうが効率的にお金が増えると思います。

リバランスをしよう

投資に暴落はつき物。本能としては暴落が起きると全て売却して撤退をしたくなるが、現代ポートフォリオ理論ではそうではありません。

大きく下落したセクターを買い、利益を出しているセクターを売るリバランスが必要一般的に暴落時、株式は大きく下落し、債権はあまり下落しない。

暴落時こそ、株式を買いまして行くことが重要です。著者はリーマンショック時、株式市場が元に戻るのに3年半かかったところ、上記のように買いましたことで2年で元の相場まで戻すことが出来たようです。

4%ルール

インデックス投資と債権を組み合わせたポートフォリオから毎年4%ずつ引き出しても30年後に資産が残っている確率は95%です。

残り5%に入らない方法についても記載されています。方法は下記の「資産防衛戦略を持つ」です。

過去の暴落相場を見ると、暴落から回復までにかかる期間は中央値が2年世界恐慌は5年かかりました。過去の事例から見ると5年分の現金をもっていると下落相場で株を売却しなくて良いということになります。

5年分は、大金ですが、高配当ETFやREITを保持すると必要とする現金はより少なくなります。

資産防衛戦略をもつ

FIREの基本戦略はインデックス投資で増やした資産を4%ずつ取り崩していくというものです。

ただし、この戦略には重大な欠点があり、FIRE当初(著者は5年といっていた)に下落相場を迎えると資産が目減りしていく中で取り崩さなければならず、資産が枯渇していく可能性が高まってしまいます。

著者はこの欠点を補うための論理的な戦略を紹介しています。

大前提は下落相場で売却しない。そのためには、

  • 現金をクッションとして持つこと
  • 高配当株やREITなどからの配当金銘柄をもつと
  • 旅行に行くこと
  • サイドビジネスをすること

現金をクッションとして持つ

下落相場では株から資金を得るのではなく、現金をあらかじめ用意しておき、そこから使います。

用意する金額は生活費5年分過去の歴史上、株価の暴落は最長5年で元の値に戻っているとのことなので、5年分用意しておけば大半の暴落は大丈夫!!!

配当銘柄を持つこと

現金5年分はかなり大きな金額になるので、配当銘柄をうまく組み合わせることが大事。例えば、高配当銘柄や、REITなどになります。

旅行に行くこと

東南アジアや中南米、東欧など比較的物価の安い地域と欧米諸国など物価の高い国をうまくデザインすることで、自国で暮らすのと同じかそれ以下に費用を抑えることは可能です。

また、マイルをクレジットカードのキャンペーン等を利用して、うまくためることで航空運賃を抑えて旅行すれば旅行に行っているほうが費用がやすくなることも可能となります。

サイドビジネス(著書ではサイドハッスルとされていた)

ビジネスだけで生計を保つのは難しいことですが、数十万程度であれば、可能性も高くなります。また、FIREをした先駆者たちは、何らかの方法で仕事をしているようです。

好きなことだけ情熱を傾けることだけに限定すれば、仕事をしているほうが充実しているのかも知れません。

対策は複数持つ

著者は上記の対策を複数持つことでFIRE後の生活が失敗する可能性を限りなくゼロに近づけています。
このマインドは必ず模倣するべきです。

まとめ

全体的に、この書籍は、早期リタイアを目指す人々にとって非常に役立つアドバイスが詰まった自己啓発書となっています。

目的やお金、健康、人生の哲学に関するアドバイスが充実しており、これらの情報を実践することで、より充実した人生を送ることができると思います。

一部だけでも取り入れる(節約をする。インデックスファンドを積み立てる)だけでも、数年から数十年引退までの時間が早まる可能性は全然あると思います。

私は、この書籍を読んでFIRE(FIRA60)をしようと考えたきっかけでした。

60歳までに経済的自由を手に入れる

インデックスファンドへの積み立てを始めてますし、できる節約を日々意識して実行しています。

もし興味をすこしでも抱くようであれば、是非本書を手に取っていただければと思います。
少なからず学びがあるはずです。

最後に、この記事を読んでくださったあなたに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

『ありがとうございました。』

コメント